雑談

移住先を探しているという話

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前回、『Twitterからの移転先をMisskey.ioに決めるかどうしようかなぁという話』というクソ長いタイトルを投稿し、このブログを再開して一番のアクセス数を記録している。
やっぱりみんなTwitterとは別のところを探しているのかどうかは分からないが、ちょっとした影響力になったのかもしれない。

そこで、今回はもう少し掘り下げて見ようかと考えている。

そもそもなんでTwitterやめたいの?

  • スマホ版クライアントが超絶使いにくい。
  • 話題に入りにくく、孤立感を感じている。
  • シャドウバンのリスクを考えると、うかつにツイートしにくい。

こんなところだろうか。どれもTwitterをカスタマイズしたり、話題を制限すればいい話だけど、色々と制限されてまでSNSを使う気にはなれない。いつまでもSNSは自由で、フォローする側の意思に委ねられてこそだと思っている。

色々考えると潮時かなとも考えている中、イーロン・マスクがTwitterを買収した。
個人的には期待と心配半分ずつで「買収したのだから好き勝手やってくれていいが、使いやすくしてくれよ」という気持ちだった。
もちろんイーロンの行いを冷笑するフォロワーもいて、そういう人とも縁を切ることとなった。それぐらいの期待はあった。

だが、イーロンの破壊的な改革は収益を得るためのものであり、自由なSNSとは程遠い場所にあるのではないかと感じた。
サードアプリの根絶はその一端だと感じている。根絶させて公式アプリを使わせて収益を得るというのは妥当に思えるが、自由ではない。
なによりイーロンが度々上げる「日本のユーザーは活発だ」という言葉が、最近では「日本人はTwitter中毒者が多いから搾り取れる」という風に聞こえてしまうほどになってしまった。

だからこそ、移住先を本格的に考えるに至った。イーロンに対する期待が反転して憎しみに変わる前に、潔く身を引くのだ。
良くも悪くも今のTwitterはイーロンのものだが、サービスを使うか使わないかはユーザーの自由だ。

それで、何処に移るつもり?

今のところ考えているのは、前回話したMisskey.ioだが、ここもここで難点がうっすらでてきた。R18コンテンツの取り扱いだ。

まず、SNSを探すにあたって自分が求める条件をおさらいしよう。

  1. R18コンテンツが自由に投稿でき、ゾーニングも可能。
  2. スマホ対応

意外に少なかった。
そもそもMisskeyもマストドンもTwitterより長文が打てるし、長文を隠すCW機能も、R18コンテンツを隠すNSFWフィルターもある。スマホにも対応している。Fediverseにまつわるプログラムだと標準化されているのかもしれない。

話題に入れるか・入れないかについては完全にインスタンスの流れに依存するもので、自分がどうこうできるものではない。ただ、R18コンテンツに関しては敬遠されやすいものなのは確かだ。(海外のインスタンスだと特にね) でも話したい時もある。そんな時に話せないのは自由ではない。

シャドウバンについては『サイレンス』と呼ばれる管理者による隔離機能があるものの、これが下されるかどうかは管理者次第なので、うーんって感じではある。
どれだけ話題が許容されるかは規約とにらめっこしつつ考えるしかない。(Twitterのように規約をサイレント修正するインスタンスは避けたい)

ではMisskey.ioはどうか。規約上は以下の2つが該当するのではと考えている。

  • 注意喚起NSFWフラグなしでの露骨に性的なメディアを含む投稿
  • MFMによる文字装飾やアスキーアート等で露骨に性的な内容を含む投稿

これを遵守すれば現状ではOKと言える。
そこまで気にするものでもないし、Misskey.ioにはNSFWフィルターやCWを標準化する機能や、ローカルタイムライン(登録しているユーザーの発言が見れるタイムライン。以下LTL)のみに絞ることができる機能もある。問題はないはずだ。

しかし『場の空気』というものがそうではない、と言われるとぐうの音も出ない。これが一番怖い部分でもある。LTLをメインとするインスタンスの場合、センシティブな発言や場違いの発言は煙たがれることがあるーーと考えている。
実際、自分もいくつかのインスタンスでTwitterでたまに出す辛さを発した結果、煙たがれてインスタンスに居づらくなり、やめた経験がある。

そこまでしてセンシティブな話題を出したいのなら、pawooや自分でインスタンスを立てればいいのではという話も出てくる。
しかし、pawooは運営が転々としており、いつ潰れるかわからないという点がある。自分でインスタンスを建てるには、難しすぎる上に管理の煩雑さという点でハードルが高い。

ここまであれこれと書いては見たものの、答えは一向に出ていない。
これもまた、Misskey.ioも場の空気が出来上がってしまったからといえる。良くも悪くもFediverseというものが、クラスタや界隈といったものの体現なのかもしれない。なのでこれはこれで何ら問題はない。悪いのは外来種たる自分の考え方だ。

そんな訳で、Misskey.ioも長続きするかどうか微妙だ。
いっそ自分でインスタンスを立てて運営する腹をくくらなければならないかもしれない。
そうでなければ、求める自由というものは一生手に入らない気がするから。

予定していたTwitterとの馴れ初め話は、長くなったので次の機会にします。

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