【トラス帝国ってなに?】

なんとなく思ったことがある。
「もしかして、設定について行けてないのではないか」
そんなことを思いつつ、敵のデータや成り立ちをざくざく書いてみることにした。


今回は『トラス帝国』。
簡単に言えば大ショ○カーみたいな組織です。
・プロローグ的な何か
西暦20XX年、外宇宙より謎の船団がやってきた。
ある者は未知なる宇宙からやってきた知的生命体とのコンタクトに胸を躍らせ、ある者は警戒した。
会談の場に現れたのは、人間と遜色のない外見を持った生命体。いわゆる『トラス人』だった。
彼らの外交官(名称未定)は会談の場で、次のように宣言した。
『我々の目的は2つ。1つは地球の環境を占有すること。そしてもう一つ。人類を有効活用することにある』
かくして交渉は決裂し、人類はトラス人の圧倒的な化学力により、物品や彫像となって『有効活用』されることになる。
絶望が人類を覆いつつある中、地球に秘められた『超自然力』が目覚めようとしていた。

トラス帝国

実在力(エナジー)を集めに外宇宙からやってきた侵略者。
『トラス船団』と呼ばれる巨大な船団を率いて地球に来訪し、侵略を開始する。
目的は『地球の占領』と『人類の有効活用』。そのため人間は固めるが、他には目立った被害は与えない。
ただし、食品として加工されてしまうなど、結果的に死と同様の状態になるケースも多い。
変化された人間は通貨としてトラス船団内で売られたり、好事家によって高値で購入後飾られたりする。
この時重要なのが『実在力(エナジー)』と呼ばれるものだ。

実在力(エナジー)とは?

人間を固めた際、彫像内に残留する生命力や活力の総称。
生命活動が活発な間はそのほとんどを自らの身体に回しているため、採取することができない。
無理に回収しても質が悪くなる上に死んでしまうため二束三文。
そこで固めることによってエナジーを回収しやすくし、彫像としての価値を付加することで巨額の資金を得ることに成功した。
彫像などに変化した対象からエナジーを吸引することによって生命力を充填し、トラス人は活動する。
彫像から採れるエナジーは数日で満タンにまで戻るが、枯渇すると一切回収できなくなり、本物の彫像となる。
こうなると芸術的な価値しかなくなり、場合によっては破壊されたり建築資材として扱われたりする。

通貨

トラス人のエネルギーでもある”エナジー”はトラス帝国の通貨でもある。
男女問わず一般的な成人彫像1人から採取できるエナジーは100トラ。
日本円に換算すると1トラ1万円に当たる。
ここに彫像としての付加価値が加わり、船団で取引される。

トラス帝国の規模

規模はかなり大きく、全宇宙にそのネットワークを有しているとも言われている。
少なくとも独立した動きを見せる部隊も多く、地球でいう『悪の組織』がトラス帝国にとっての1部隊だったこともある。
戦闘員『トラトラ』を最下層とし、皇帝『トラス・アーティテクト』が存在する。
もっとも皇帝の姿を知るものは居ない。トラス人の間でも伝説の人物として扱われている。

トラス帝国の技術力

殺傷兵器はほぼ皆無で、そのほとんどが固めるために作られたものになっている。
携行武器も対象を固め、エナジーを採取するためのツール。あるいは彫像を破壊しないための保護技術ばかりである。
代表的な人型兵器として『トランスフォーアーマー』がある。
これは全長による示威効果だけではなく、腕部や脚部に対象を固めるための兵器を搭載できる優れものになっている。
また、正面ハッチを展開し、閉じ込めることで樹脂封印やカーボンフリーズなどの大規模な固めも可能だ。
ただし、全長の大きさから戦闘員が複数周囲を確認するなどの運用ルールが定められている。
まだまだ続く

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