状態変化

しろくろif

不可思議な怪物と零無

『もう』。それは巷で噂されている程度にしか認知されていない、謎の妖怪である。その正体が何者か、あるいはどのような物かすら不明。都市伝説とすら言われるほど、だが確かに『もう』は実在する。 なぜなら、『もう』の噂をした先には、アヘ顔ダブルピース...
しろくろif

色使いとカンヅメジアif~翠ちゃんの保存用パン~

「うぅぅ、これはまずい……」六宮翠は今、危機にひんしていた。『イロクイらしきものが出た』というからいの一番に向かったものの、そこに居たのはイロクイとは違った、電子レンジに手足を生やしたような奇っ怪な怪人だった。 「少女が1人で突っ込んでくる...
しろくろif

メディナさんが色使いを食品化するそうです

「ここは……」紫亜が意識を取り戻したのは、冷たい床が一面に広がる場所。周りではざわざわと声が聞こえるが、どこから聞こえているかは定かではない。 「ようやく目を覚ましたようですの」否、声の主はすぐに正体を露わにした。褐色の肌を持った、緑髪の少...
しろくろにっき

#15 色の撒かれた地へ

「なに、これ……」「なんだかこわい……」 帆布中央病院に足を踏み入れた翠ときらりの第一声は、恐怖と混乱の入り混じったものだった。 玄関口は様々な色をぶちまけたかのように飛び散ったり人の形をとっており、奥に行くにつれてそれが如実に増えていく。...
しろくろにっき

#10 色禍色災(しきかしきさい)

次の日、一行は布津之神社に集まっていた。翠が共闘にOKを出したため、紫亜によって集まる機会を設けることとなった。その初回が今日にあたる。「おはよーなのね!」「おはよう城奈、それに六宮さんと七瀬さんも」「おはよう……城奈だけ呼び捨て」「何かそ...
しろくろにっき

#5 あの日の色は

某日、三隅 藍と一ノ瀬 健児は橙藍鬼に襲われた。橙藍鬼――色の生命体である『色鬼いろおに』とともに現れたのは、白い怪異『シロクイ』だった。 「なんだよこのバケモノ、気持ち悪ぃ」「こんなイロクイ見たことない……いいから逃げて!」 藍は戦闘力に...
しろくろにっき

#3 惑いを誘う一条の色

「授業の前ですが、先生の大事なSDカードを探してます。廊下に落とした可能性もあるので、見つけた人は先生に届け出るように」 その先生の声に浮かない顔を見せるサン。 「(もしかして、さっきのカードは……)」 そう思うとうかつに出すわけもいかない...
しろくろにっき

#1 始まりの色は日常

「この街を騒がしている不思議なアート。今度は帆布はんぷ市の路地裏で見つかりました」「いやねぇ、趣味が悪い。 ……翠ちゃん、そろそろ起きないと遅刻するわよ!」「わかってる」 眠気をこらえつつ階段を下りる黒髪ウェーブの少女、やや跳ねているのは地...
雑談・その他

うちの子缶詰

最近更新してなかったので、練習がてら。 某PBWで新しくうちの子を作ったので、妄想的なものを書きました。
SS

よくわからない(モルゲッソヨ)女性像

この流れに乗るしかないでしょう。 モルゲッソヨ像の簡単なSSです。 モルゲッソヨってなんぞ? という話ですが。 これです。